●所在地:静岡県河津町(伊豆半島)

●交通:伊豆急行河津駅下車すぐ。駅を出て線路沿いに下田方面に歩くと桜の並木が始まる。川沿いの並木はそのまま線路沿いに歩いて5分ほど。

●知名度:昔はあまり知られていませんでしたが、今はかなり有名になりました。新聞の一面を飾ることもあります。休日は凄まじい混雑になりますので、出来れば有給休暇をとって平日日帰りで訪れた方がいいかと思います。 

  河津桜 静岡県河津町
■見頃■
 2月上旬〜3月上旬頃
 2001年3月5日に行ったとき、満開でした。1月下旬には花が咲き始め、2月の上旬から3月の上 旬ぐらいが見頃になるそうです。花が満開になるころ、「河津桜まつり」が開催されますが、花の時期が長いので祭の期間でなくても咲いている可能性が高いで す。祭の期間は混雑しますので、あえて咲き始めの花を楽しむのも手かもしれません。
■コメント■
桜と言えば日本の春を告げる風物詩、東京近郊ではだいたい4月頃に満開を迎えますが、こ こ静岡県河津町では2月の中頃にはもう満開を迎えます。日取りにもよりますがだいたい2月20日頃から3月10日ぐらいにかけての「河津桜まつり」が開催 され、一足早い花見が楽しめます。
  といいましても、一般的な桜の品種であるソメイヨシノではなく、その名もずばりカワヅザクラという品種で、やはり早咲きの品種であるオオシマザクラと カンヒザクラの自然交配種と見られています。1955年に河津町で発見され、1970年頃から河津町全体で増殖が試みられ、現在では町中を流れる川の土手 沿いに見事な並木が形成されています。ソメイヨシノよりも濃いめのピンク色の花を付けるのが特徴です。
  近年は河津桜の知名度が上がり、新聞などで一足早い春の風景として取り上げられることが多くなりました。そのため、見学者も増えているようです。もし見学するのなら、出来れば有給休暇を取って平日に行くことをお奨めします。
鮮やかなピンクが特徴の花です。土手には菜の花が植えられ、黄色とピンクの対比が楽しめます。
このように、土手の上を歩きながらの花見となります。祭期間には出店がたくさん出ていますので、伊豆の海産物をつまみにビールを飲みながら歩くと何ともしあわせな気分になります。
土手の反対側は道になっています。食べ物や飲み物、地域特産物の出店がたくさん出ています。
地元の人が祭の間だけ出しているような雰囲気のお店が多いです。値段も比較的良心的なので、食べ物の心配はしなくてもいいと思います。
ちょっと見上げた構図の写真も撮ってみました。
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